・概要

TypeDesignはWin32 APIGDIを用いた組版システムです。拡張子は“.type”です。

・座標

TypeDesignのコマンドはX-Y座標を用います。X-Y座標の原点(0,0)は紙面の左上です。X座標は左から右に増えます。Y座標は上から下に増えます。X-Y座標の10は1mmに対応します。100なら10mm=1cmです。プリンタの設定によっては座標数値に対する紙面での位置が変わる場合があります。また、TypeDesignはプリンタの印刷不可の領域を無視するので、(0,0)は紙面の左上端を意味しないことに注意してください。(0,0)の印刷は常にプリンタの印刷可能領域の左上になされます。TypeDesignは通常の印刷ソフトの用紙やプリンタに合わせた拡大縮小をせず、常にベクトルを使用するので、非常に美しい印刷結果を得ることができます。

・マウス操作

マウスのホイールで画面を上下できます。シフトキー+ホイールで左右できます。コントロールキー+ホイールで拡大縮小できます(ただし、.typeファイルでMagnitudeが設定されている場合に限る)。キーボードのエスケープキーで上記の操作は元に戻ります。マウスのサイドボタンでページ送り・戻りできます。

・フォントの設定

初期値はシステムフォントが設定されていて、表示できますが、印刷には堪えない品質です。フォントを変更するにはCreateFontコマンドを使います。

・CreateFont

・CreateFontS

・テキストの色

テキストの色の初期値は黒色 #000 です。

・テキストの出力

縦書きコマンド(TextOutTate,TextOutTateS)は@font-familyと90度回転と組み合わせて使います。

TextOutTateMはmacOS専用の縦書きコマンドです。TextOutTateMの使用を検出するとTypeDesignはViewを90度回転します。よって、縦と横が入れ替わります。つまり、X座標がY座標になり、Y座標がX座標になります。

・テキストの背景

テキストの背景を塗りつぶすか透明にするか選択します。

・線の色と太さ

線の色の初期値は黒色 #000 です。太さ(width)は最小値1です。太さを1以下に設定しても1と同じ太さになります。

・線を引く

起点MoveToと線分LineToを使います。下の例ではカタカナのコの字を描きます。

・ダッシュ線を引く

・楕円を描く

・楕円の一部を描く

・長方形を描く

・丸み付き長方形を描く

・多角形を描く

・図形描画の塗りつぶしを無効にする

・図形描画の塗りつぶしを指定する

・拡大縮小のパラメータ(オプション)

必ず、Magnitudeの前に書きます。以降のMagnitudeの値はBaseMagnitude×Magnitudeとなります。

このコマンドを使った場合、コントロールキー+マウスホイールの拡大縮小は予期された通りにならない場合があります。

・拡大縮小する

・オフセット(X方向-Y方向にずらす)

・マージン設定の裏技

Offsetよりも優先されます。StripしてOffsetするのが面倒なときにどうぞ

・ビットマップの埋め込み

Imageコマンドのみ起点は左下(x,y)です。(0,0)に表示したいときはx=0,y=hとなります。OffsetもMagnitude(拡大縮小)も効きます。#rgbの数は、当然に、w×hとなります。

・もっと高精度な印刷

必ず一行目に書きます。精度は10倍になります。この場合、座標数値100は1mmを意味します。

・ページ送り

次ページに送ります。任意の行に書くことができます。ただし、空白や他の文字を含めてはいけません。